宮島未奈著「成瀬は都を駆け抜ける」
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青森県内も弘前公園をはじめ各地で桜が満開です。
今年は災害級の豪雪に見舞われた地域も多くあの雪を耐えて桜も県民も今年の春は本当に待ち望んだ春になりました。
今回は私のブログカテゴリーの「読書録」として宮島美奈さんの大ヒット作「成瀬あかりシリーズ」のご紹介です。
ちょっと前に読んでいた作品ですがてっきりこのブログにUP済みだとばかり勘違いしていたので今回UPしました。

宮島未奈著「成瀬は都を駆けぬける」(新潮社刊)
「成瀬あかりシリーズ」三部作の3作目にしてシリーズ完結編です。
シリーズ1作目、2作目についてはすでに当ブログでもご紹介済み
「成瀬あかり」シリーズは累計210万部の大ヒットシリーズになったそうです。
恐らく中高生からご年配の方まで幅広く受け入れられる作品ということもありここまでの人気になっているのだと思います。
若い世代にとってはまさに同世代の主人公に共感するというのは容易に想像できるのですが自分も含め中高年(中高生ではない)にとっても主人公の”生き様”って年下であっても憧れちゃうんですよね~
これだけの人気作品ということもありいつもの県立図書館のオンライン貸し出しサービスで貸し出し予約をした際の予約順位がすでに30人台でした。
これでは借りられるまで数カ月はかかるなぁ~と思っていたところ地元の図書館に入荷した直後に借りることができました。
地元の図書館は田舎なので利用客が少ないのですが人気の新刊が割と早く収蔵されるので隠れた穴場です。
表紙は主人公の成瀬あかり(京大1回生)が着物姿で走っているイラストです。
これは京大の入学式会場へと急ぐ成瀬あかりの姿でこれまで滋賀の大津市膳所(ぜぜ)の高校生だったあかりが本作では活躍の場が大学のある京都に移ります。
自分は関西圏の土地勘が無いのですが琵琶湖のほとりの大津市膳所から京大のある京都市内までは下宿を借りずとも電車で通学できる距離なんですね(あかりちゃんは自宅通学)
京大生を描いた作品としては森見登美彦氏の作品が有名ですが本作にもいい感じで登場しますよ(自分も森見作品はほとんど読んでいますので思わずニヤリとする場面も)
主人公のウルトラポジティブな思考と行動力は舞台が京都に移っても変わることなく周りの人間をどんどん巻き込んで(巻き込まれて)本作もストーリーが展開します。
ブレない自分でいたいとか思う人は多いと思うけどこんな主人公のような生き方ができる人って憧れる、というか凄いっ!て思います。
みんなこういう生き方に共感しているんだなぁ~
シリーズ累計販売数が示す通り成瀬あかりシリーズは最近の出版界では大ヒット作といってもいいほどの人気作品ですが三部作で終わっちゃうのはなんだかもったいないなぁと思うのは自分だけではないと思います。
多分続編シリーズも出るのではと思っています(出版社がこのまま黙っているとも思えません)
恐らく映像化の話も進行しているのではないかなぁ?(NHKの夜ドラあたりの枠ならすぐに
でも実現しそう)
本作では京都に作品の舞台が移りましたがシリーズを通して滋賀県、琵琶湖周辺にとても興味が湧くようになりました。
もともと歴史的にも数々の舞台にもなった土地でもあるし何時か琵琶湖周遊の歴史観光の旅をしたいなぁ

作品人気を受けて大津市内に「成瀬は天下を取りに行」の表紙イラストをデザインしたカラーマンホールが登場したようです。
これは作品ファンの聖地巡礼の旅の当たらな目的地になりますね
本作品の最終盤に登場する琵琶湖と京都を結ぶ水運(琵琶湖疎水)が登場しますがこのクルージングにも参加したい(京都には何度も行ったけどインクライン周辺はいったことがないので)

- 成瀬は都を駆け抜ける (「成瀬」シリーズ)
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